2018年12月24日月曜日

月刊Hanada 2月号

100歳まで元気に

コバヤシ鍼灸院


第85回「私と鍼灸 その七」


「鍼灸」と聞くと
鍼を打ったり、灸をすえたりして                                        
体を治してくれる
という以上のことを
説明できる人はどれくらいいるのだろう?
(もちろん鍼灸師以外で)

中国では前漢(紀元前3世紀)頃から
行われていたようだし、
今に至るまで途切れることなく
継承されているということは、
それなりの理由があるはず。

西洋医学に追随する理論ではなく
全く違うアプローチとして
一つの治療体系であるということが
コバヤシ先生が
手段として選んだ理由でもあるわけですね。




2018年11月26日月曜日

月刊Hanada 1月号

100歳まで元気に

コバヤシ鍼灸院

第84回「私と鍼灸 その六」


いよいよ積聚治療の入口です。
鍼灸と一言で言っても
実に色々なやり方があるのです。

そして鍼灸学校では
そのすべてを習えるわけでもなく
ヘタをすると
ただただ国家試験に受かるように
カリキュラムが組まれていたりします。
卒業してすぐに何とか治療が出来る、
これが当たり前でなくては、
卒後に鍼灸を志すのに挫けやしませんか。
そんな訳で積聚治療は誕生したわけですね。

そもそも鍼灸って
なんで効果があるのでしょうか?
鍼灸っていったい身体に何してるの?



2018年10月26日金曜日

月刊Hanada 12月号

100歳まで元気に

コバヤシ鍼灸院


第83回「私と鍼灸 その五」


いよいよ関東鍼灸専門学校開校です。
私は開校から大分経過してからの入学でしたが、
その時でも随分不思議な学校でした。
入試で豆を箸で運ばされた。
国家試験用の教科書よりも、
東洋哲学系もしくは易占の教材の方が
総額が高かった。
学校敷地内に自動販売機が無かった。
1クラス分の筮竹があって授業で使った。
と大変味わい深い学校だと思ってました。

易といっても単純なようで
だからこそ
ものすごい幅のあるものだったりして。
それは積聚治療も同じなのでした。
テーマは「実践する易経」です。

2018年10月12日金曜日

11月の休診のお知らせ

11月は第43回日本伝統鍼灸学会学術大会などのため、下記の通り休診となります。
ご確認の上、ご予約をお願い致します。

太子堂鍼灸院 休診日
  • 24日(土)

院長 休診日
  • 26日(月)
  • 29日(木)

2018年9月25日火曜日

月刊Hanada 11月号

100歳まで元気に
コバヤシ鍼灸院
第82回「わたしと鍼灸 その四」

教員資格取得に
東京教育大が晴眼者受験を解禁した
初年度に入学。
タイミングって重要です。
それを引き寄せるのも。

そしてその教員資格、
なぜか取得直後は開業しちゃって
未使用状態。

それが二人の小林先生の出会いで
とても有効に使用されることになるのでした。
私は最初、小林詔司先生と小林三剛先生は
親族なのかと思ってましたよ。

2018年9月21日金曜日

やまい一口メモ 改訂版

当院の院長である小林詔司の著書『やまい一口メモ』が、装い新たに改訂版として発売されました。
改訂にあたり、「妊娠」という章が加筆されています。

太子堂鍼灸院受付および積聚会ホームページよりご購入いただけます。
日々の体調管理の一助に、是非ご覧になってみて下さい。

2018年9月17日月曜日

10月の休診のお知らせ

10月は、下記の通り、休診となります。
ご確認の上、ご予約をお願い致します。

院長休診日
  • 30日(火)

2018年8月27日月曜日

月刊Hanada 10月号

100歳まで元気にコバヤシ鍼灸院 


第81回「私と鍼灸 その三」 

鍼灸学生時代の
コバヤシ先生はいかに。

2年生の夏なんて、
授業では鍼を
人に刺してはいるけど、
実際の治療となると
鍼をどこにどれくらい
刺していいのか、
見当もつかないのでは?

と思いきや、
『十四経発揮』だけが頼りとは
言いながら、
現在に至るまでの
基本的な視点は
当時からあったのね。

詳しくは
書かれていませんが、
症状が出ているところではなく
身体のどこかおかしいところが
気になっていた気配。

ともかく学生の時の
治療行脚経験が
その後のコバヤシ鍼灸院の道へ至るわけですね。

2018年7月27日金曜日

夏季休診のお知らせ

太子堂鍼灸院では、下記の通り夏季休診とさせていただきます。
皆様には大変ご迷惑をお掛けしますが、ご確認の上、ご予約ください。


太子堂休診日
8月11日(土)~8月17日(金)

2018年7月26日木曜日

月刊Hanada 9月号

100歳まで元気にコバヤシ鍼灸院


第80回「私と鍼灸 その二」


いつ頃から専門家以外でも
ツボ、もしくは経絡・経穴という言葉が
普通に使われるようになったのだろう。
最近では足三里はもとより
合谷、百会、三陰交辺りなら
結構みんな知っている。
人体には経絡という流れがあるらしい、
ということも周知の事実。

鍼灸学校に入学すると
1年の時に経絡経穴の授業があった。
ふむふむ、科学的に証明されてはいないが、
経絡はこうやって流れていて
経穴はこことここにあるのか。

そして3年になって小林先生が授業で、
「経絡は常にそこにあるものじゃないんじゃないか。
必要がある時にカミナリみたいに人体に表れると考えたらどう?」
と驚きの講義。
当時もスゴいと思ったけど、
これがジワジワとくる発言なのでした。
ジワジワポイントは人それぞれだと思うけど、
小林先生の鍼灸の基本が凝縮されている、
と私は思ってます。

2018年6月25日月曜日

月刊Hanada 8月号

100歳まで元気に コバヤシ鍼灸院


第79回「私と鍼灸 その一」


世に治療院と称する処は多々あれど、
鍼灸治療というからには、
鍼灸師という仕事があり、

師という以上、
れっきとした国家資格なのです。

私が子供の頃は、
視覚障害者の印象がまだ強かった。
現在の鍼灸学校は、
他の資格取得専門学校と同じ位、
10〜20代の学生が多数。
ここ数十年で、世の中の認知のされ方が、
変わってきたということでしょう。

実はコバヤシ院長は、あマ師の資格も持っています。
でも徹底して「鍼灸」院なのでした。
本文中「父親“も”変わった一面があり……」と書いてあって、
やっぱり“も”なんだ!  父親“は”じゃないんだ ‼
とか思ってしまいました(揚げ足取り気味ですが)。

2018年5月25日金曜日

月刊Hanada 7月号

100歳まで元気に コバヤシ鍼灸院

第78回「鍼灸への疑問に答える」


近頃、鍼灸院を訪れる人に多いのは、
「薬を服むのがイヤ」
「病院では何もすることが無いと言われた」
などなど。
それってつまり、鍼灸は何にでも適応だ、
ということでは?

実際、太子堂鍼灸院に来院される方々は
風邪をひいても
寝違えても
転んでどこか痛めても
まず真っ先に太子堂に来る。

自然治癒力を高めるのが鍼灸治療なのだ。
風邪をひくのも
寝違えるのも
身体が弱っているからだ。
転んでどこかを打撲したら、
それが身体を弱らせる原因になる。

今日も予約日じゃないのに電話がかかってくる。
「さっき転んじゃって。これから診てもらえますか?」

2018年5月11日金曜日

6月の休診のお知らせ

下記の通り、休診となります。
ご確認の上、ご予約をお願い致します。

院長休診日
  • 29日(金)
  • 30日(日)

2018年4月27日金曜日

5月の休診のお知らせ

下記の通り、休診となります。
ご確認の上、ご予約をお願い致します。

太子堂休診日

  • 1日(火 )
  • 2日(水)

院長休診日

  • 14日(月)

2018年4月25日水曜日

月刊Hanada 6月号

100歳まで元気にコバヤシ鍼灸院


第77回「寝汗」


健康な人は寝ている時に
コップ1杯の汗をかくと
言われています。

夏の暑い夜は
もちろん体温調節のために
汗だくで目覚めることも
あるかも知れません。

しかし、毎日大量の寝汗をかくようだと
何やら心配にもなりますが、
昨晩は寝汗かいたな、くらいだと
気にも止めなかったりして。

でも寝汗をかくときと
かかないときがある
ということに注目しましょう。

いつもより寝汗が多かったと
感じた朝は前日やここ数日の生活を
見直してみて
身体を消耗させるようなことがなかったか、
他にいつもと違う症状が出ていないか、
振り返ってみましょう。

2018年3月26日月曜日

月刊Hanada 5月号

100歳まで元気に

コバヤシ鍼灸院


第76回「枕の功罪」


寝具全般そうですが、
寝心地の良い気がするものと
身体にとって良いものが一致するとは限りません。

























マットレスなどは、
低反発のものが良いと言われたり
最近では実は高反発が良いと言われたり……。

枕も同様に素材、固さ、大きさなど
実に多種多様です。
枕に慣れてくると、
少し頭が高くなってるほうが、
なんだか寝やすい気がするんですよね。
何も無いと頭が下がっているような気分になる。

ところが、
普段の生活で
寝ている時以上に
動きが少なく
同じ姿勢でいるってないですよね。
その時間、首に前傾のテンションがかかってる
ということは、いかにも身体が痛くなりそう。

朝起きた時に、
身体に寝る前には無かった痛みを
感じるようなら、枕について検討してみましょう。



2018年3月9日金曜日

4月の休診のお知らせ

関東鍼灸専門学校入学式へ参加などの為、下記の通り院長休診となります。
ご確認の上、ご予約をお願いします。

◎院長休診日

  • 4月2日(月)
  • 4月9日(月)

2018年2月26日月曜日

月刊Hanada 4月号

100歳まで元気に  コバヤシ鍼灸院


第75回「歯と健康」


身体が熱っぽい時に、


歯茎が疼く感じを経験したことはありましたあせんか。

身体も外表を覆う皮膚から最深部の骨までには、肌肉・筋肉があり、骨を直接窺い知ることは難しい。
ところが口の中には、内表を覆う粘膜から
骨とも言える歯が剥き出しになっています。
身体の浅い部分と深い部分が接近しているわけですね。
これは如何にも身体の状態が現れ易く
口腔内の影響が身体全体に及び易いと思いませんか。

つまり歯を健やかに保つには、身体が健やかである必要が、
身体を健やかに保つには、歯が健やかである必要があります。

歯科へ行って口腔内の環境が変わったり、
急に歯や歯茎が痛くなったりした時には、
歯とは関係が無いように思えるところも含め、
身体を観察してみましょう。
どこかに不調は出ていませんか。

2018年1月25日木曜日

月刊Hanada 3月号

100歳まで元気に コバヤシ鍼灸院


第74回「指関節の腫れ原因」


生命力の弱りは思わぬところに出てきます。
それは人によって違うので、
どこかに症状が出た時には、
ついつい症状が出たところが悪いのではないか、
と思いがちです。
でも鍼灸治療で
症状が出たところに
全く治療をしないのに、
その症状が治まっていく
としたらどうでしょう。
それはつまり「その場所」が悪いわけではなく、
身体の弱りが「その場所」に
症状を出したと考えられます。
なので、その弱りを助けてあげることで、
身体は本来の状態に戻っていくのですね。

2018年1月12日金曜日

2月休診のお知らせ

東京衛生学園での講義の為、以下のように院長休診となります。
ご確認の上、ご予約をお願い致します。

院長休診日

・2月26日(月)

1月休診のお知らせ

関東鍼灸専門学校での講義等の為、以下のように院長休診となります。
ご確認の上、ご予約をお願い致します。

院長休診日

・1月18日(木)
・1月22日(月)