2018年2月26日月曜日

月刊Hanada 4月号

100歳まで元気に  コバヤシ鍼灸院


第75回「歯と健康」


身体が熱っぽい時に、


歯茎が疼く感じを経験したことはありましたあせんか。

身体も外表を覆う皮膚から最深部の骨までには、肌肉・筋肉があり、骨を直接窺い知ることは難しい。
ところが口の中には、内表を覆う粘膜から
骨とも言える歯が剥き出しになっています。
身体の浅い部分と深い部分が接近しているわけですね。
これは如何にも身体の状態が現れ易く
口腔内の影響が身体全体に及び易いと思いませんか。

つまり歯を健やかに保つには、身体が健やかである必要が、
身体を健やかに保つには、歯が健やかである必要があります。

歯科へ行って口腔内の環境が変わったり、
急に歯や歯茎が痛くなったりした時には、
歯とは関係が無いように思えるところも含め、
身体を観察してみましょう。
どこかに不調は出ていませんか。