100歳まで元気に
コバヤシ鍼灸院
第89回「私と鍼灸 その一一」
小林先生は、
長年鍼灸学校で教えていて
自分が伝えたいようには
伝わらないものだなぁ、
と感じていたようです。
教員として以外でも、
積聚会のセミナー、
他の学校での講義、
鍼灸学会での講演などなど
実にいろいろな立場の人を
対象にしてきたわけですが、
伝わらないのは、
話す側の責任である
と言っていたことがあります。
相手がどの地点に立って
話を聞いているかを
こちらが理解して
話すべきである、と
いつも心を砕いています。
アメリカでのセミナーの初回は
それはそれは大変だったことでしょう。