2014年8月29日金曜日

73 風呂 その四 ~やまい一口メモより~

一番誤解されていることは、風呂に入ると温まるから体にいいという点です。

一見もっともらしい言い方ですが、もし風呂が本当に体を温めるのであれば、毎日風呂を使っている人は病気に罹りにくいでしょうし、風邪を引いた時など風呂に入れば必ず治ることになります。

つまり病気に罹った時ほど風呂がいいということになります。

どこか実際と違っていることに気づかれるでしょう。

そうです。風呂は、入っている時は確かに体が温まるのですが、出るとかえって冷えるものです。

体の抵抗力が低下している状態で風呂をつかってはいけません。

抵抗力の落ちている時とは、非常に疲れた時、熱のある時、体に痛みのある時、女性の月経の時、アルコールを飲んだ後などです。



やまい一口メモ(小林院長 著)より1週間に1項目ずつ抜粋して紹介します。

ここに掲載する内容はホームページの方でも見ることができます。
http://shakuju.com/taishido/yamai-select.html

2014年8月26日火曜日

休診のお知らせ [9月19日 変更あり]

下記の通り、日本早期認知症学会第15回学術大会in佐倉での講演、
また、ハワイでの講習会で不在のため、休診となります。
皆様には、大変ご迷惑をお掛けして、誠に申し訳ございません。
下記、休診日をご確認の上、ご予約ください。

◎院長休診日時
 9月13日(土)5時~7時
         (2時~4時の診療は、通常どおり行います。)
 9月22日(月)~10月3日
(金)
◎太子堂休診日
 9月24日(水)・25日(木)・27日(土)・10月1日(水)


 ※10月4日(土)は通常どおり診療することとなりました。[9月5日 変更]
 ※休診日に10月1日(水)を追加しました。[9月19日 変更]

2014年8月25日月曜日

月刊WiLL2014年10月号(2014年)発売

月刊WiLL2014年10月号が発売されました。
 小林院長連載の「100歳まで元気にコバヤシ鍼灸院」
 今号は第34回「熱中症対策の落とし穴」です。

2014年8月15日金曜日

69 健康器具 その六 ~やまい一口メモより~

敷き布団の素材は一般に綿ですが、ウレタンなど弾力性のある敷物をその下に重ねて用いることがあります。

いわゆるマットレスですが、床からの冷えを防ぐという長所はありますが、寝始めはふわふわして気持がいいように思われるものの、朝起きてみると腰が痛いなどを経験した人は多いでしょう。

柔らかい座席の車に長時間乗った時などにも、同じような経験をします。
これは寝ていたり座っている時に、敷物に弾力があるため、体を支える一定の支点がないことからくるもので、そのように長時間(睡眠時間は約七~八時間)体が不安定な状況にあると、腰は常に不安定に動いて体の均衡を取ろうとして痛みが出るもの、と考えられます。


やまい一口メモ(小林院長 著)より1週間に1項目ずつ抜粋して紹介します。

ここに掲載する内容はホームページの方でも見ることができます。
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2014年8月8日金曜日

65 健康器具 その二 ~やまい一口メモより~

最近かなり一般化したものに、健康サンダルがあります。

その突起もいろいろ工夫され、足の裏が適当に刺激されて、これを履いているといかにも健康が維持されるように思われます。

しかしこれにも落とし穴があります。
それは突起が硬いということと、突起の足の裏に当たるところがいつも決まっていて、またいつも不用意に足が刺激されているという点です。
確かに足の裏は大切な所で、その異常は体の深い部分の異常を示し、また全身の状態が反映しているところでもあります。
 
それだけに必要以上に刺激を加えると体はかえって変調をきたし、時に腰痛が出たりします。

つまり足の疲れた時にちょっとだけこのサンダルを使うのが正解です。


やまい一口メモ(小林院長 著)より1週間に1項目ずつ抜粋して紹介します。

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2014年8月1日金曜日

56 洗髪 その五 ~やまい一口メモより~

よく頭に吹出物ができます。 頭は体の上にあり陽の部位ですが、吹出物も体の表面にあるもので陽性のものです。

そこで頭の吹出物は、陽の部位にある陽性のものですから非常に陽的ですが、これは逆にかなり体の芯が冷えていることを示しています。

洗髪は頭(体)を濡らしますから、結果として体を冷すことに繋がります。

ですから頭の吹出物は、頭を洗って清潔に保つことでは解決しないのです。

ところで子供の頭に吹出物ができると皮膚に軟膏を塗って治そうとしますが、治った後に喘息になることがよくあります。

これは体の冷えを治さないで吹出物を薬で抑えたため、気管の粘膜に別の形で陽的な症状が表れたとみるのです。



やまい一口メモ(小林院長 著)より1週間に1項目ずつ抜粋して紹介します。

ここに掲載する内容はホームページの方でも見ることができます。
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