2016年8月26日金曜日

月刊Hanada2016年10月号発売

月刊Hanada2016年10月号が発売されました。
小林院長の「100歳まで元気にコバヤシ鍼灸院」が連載しております。
今号は、第57回「膀胱炎の予防」です。

膀胱炎になりやすい女性が増えていることから、温水洗浄便座について着目した記事です。
膀胱炎の予防、ひいては冷えの予防について書いてあります。

ご興味を持たれた方は、太子堂鍼灸院受付および全国の書店でお買い求めください。

金曜日担当 桂田

2016年8月19日金曜日

サルスベリの花

残暑お見舞い申し上げます。昨日、今日はオリンピックがお茶の間を沸かせています。

改めまして金曜担当の大井です。

今年は「サルスベリが早くから開花した」との話題が患者さんから届いていました。

今年東京の初夏は寒暖の差が大きく日差10℃の日もあり、身体に差しつかえるほどの日々でした。夜はしのぎやすかったですが昼間はとても暑く、蝉も異例で20日ほど早く鳴きはじめました。この昼間の暑さとサルスベリの早い開花がリンクしているのかもしれません。

サルスベリは、私が小さい頃(数十年ほど前)には庭の植木や木戸の脇に植えられ、サルスベリの樹をくぐって玄関に入る家も多くありました。樹高は3~10m、最近では街路樹でも多く見かけられます。

日本名は木登り上手な猿でも滑りそうな木肌なのでサルスベリと呼ばれていますが、原産の中国では、約100日間(花期7-10月)花が咲き続けることから百日紅・百日白。花の色が淡紅色、紅色、白色、薄紫色と枝先に花を付け、冬には落葉します。江戸時代初めには渡来していたようです。

一つ一つの花は縮れて可憐な6枚の花びら、その中に短く30数本のおしべと6~7本の長いおしべ2種類あるのが特徴的です。長いおしべと混じり長い緑色がかった色のめしべがあります。

小さい頃サルスベリの蕾を指で潰して遊んでいた頃を懐かしく思い出します。

大井 弘美