2014年8月29日金曜日

73 風呂 その四 ~やまい一口メモより~

一番誤解されていることは、風呂に入ると温まるから体にいいという点です。

一見もっともらしい言い方ですが、もし風呂が本当に体を温めるのであれば、毎日風呂を使っている人は病気に罹りにくいでしょうし、風邪を引いた時など風呂に入れば必ず治ることになります。

つまり病気に罹った時ほど風呂がいいということになります。

どこか実際と違っていることに気づかれるでしょう。

そうです。風呂は、入っている時は確かに体が温まるのですが、出るとかえって冷えるものです。

体の抵抗力が低下している状態で風呂をつかってはいけません。

抵抗力の落ちている時とは、非常に疲れた時、熱のある時、体に痛みのある時、女性の月経の時、アルコールを飲んだ後などです。



やまい一口メモ(小林院長 著)より1週間に1項目ずつ抜粋して紹介します。

ここに掲載する内容はホームページの方でも見ることができます。
http://shakuju.com/taishido/yamai-select.html