2017年6月23日金曜日

月刊Hanada8月号

100歳まで元気に コバヤシ鍼灸院

第67回「打撲は万病の元」


喉元過ぎれば熱さを忘れる……。

身体の痛みもその時は
「こんな痛いのは、もうこりごりだ」と感じていても、
痛くなくなると、「あの時は大変だったなぁ」
とのんきに思い出す程度になったりします。

打撲は打った当初は腫れたり、痛かったりで
苦痛の大きなものですが、時が経つと
だんだん打った記憶すらなくなってることも。
骨折さえ「右だったかなー、左だったかなー」
という程度の記憶になっている人も少なくありません。

ところが、打撲や骨折で骨になんらかの衝撃が加わわった場合、
その影響はなかなか消えないものなのです。
そして、思いがけず痛みが再発したり、
全く違った形で外に表れたりする
ということを頭に入れておくとよいでしょう。