2016年9月16日金曜日

「二百十日(にひゃくとうか)」


今年は大変な夏になりましたね。

なんとトリプル台風が発生し、なかでも台風10号のように太平洋を迷走しながら強力に発達し、今まで台風が来ることがなかった岩手や北海道にまで達し、その地域の方々は甚大な被害を受けました。
被災地・被害に遭われた皆さま、お見舞い申し上げます。

ところで皆さんはカレンダーに「二百十日(にひゃくとうか)」と書かれていることにお気付きでしょうか? 二百十日の意味を知らなかったので調べてみると、これは台風などがきて天気が荒れやすい日として以前から注意喚起されている日を指しています。立春から数えて二百十日目を言い、毎年9月1日に当たります。今年は閏年のため8月31日でした。

それに加えてエルニーニョなどで1度に降る雨の量が予測できない時代になりつつあり、ちょうど農作物の収穫時期に重なるため、農家も毎年ヒヤヒヤします。治療院に来院される患者さんも気温や気圧の変動で体調を崩す方が多く、体調管理の目的で早めの来院が目立ちます。くれぐれもお気を付け下さい。

大井 弘美