2014年9月12日金曜日

94 風呂 その十四 ~やまい一口メモより~

風呂に入ると体は温まり筋肉がほぐれるのが分かります。

そして関節も柔らかくなり腕や足の動きも滑らかになります。

特にぎっくり腰や五十肩などを患っているときは、風呂に入ると痛みも薄らぎ動きもスムーズになるものです。

しかしここに落とし穴があり、風呂の中で動かせるだけ体を動かすのはかえって良くないのです。

なぜかといえば、風呂の中の状態は痛みを伴わないため実際に動かせる範囲よりも過度に体を動かしてしまうもので、無理に運動をした結果と同じことになるからです。

風呂から出て体が冷えてくると痛みが倍加すること受け合いです。

最近ではテレビでいろいろな体操が紹介されますが、普段やりつけないことを特に風呂に入ってするのは禁物でしょう。



やまい一口メモ(小林院長 著)より1週間に1項目ずつ抜粋して紹介します。

ここに掲載する内容はホームページの方でも見ることができます。
http://shakuju.com/taishido/yamai-select.html