運動をする時に必ず意識しなければならないことは、呼吸です。
ゆったりとした体の動きは、呼吸に合わせて行います。
体の組織は息を吐くと締まり、息を吸えば緩むのです。
ですから息を吐く時には、腕を下すとか体を曲げるなど体を縮める動作がよく、息を吸う時には、反対に腕を伸ばすとか足を広げるなど体を緩める動作が適していることになります。
運動は、むやみに筋力を強めることが目的ではありません。
外気と内気を十分に交換して、体の気のめぐりを整えることが本来の姿です。

やまい一口メモ(小林院長 著)より1週間に1項目ずつ抜粋して紹介します。
ここに掲載する内容はホームページの方でも見ることができます。
http://shakuju.com/taishido/yamai-select.html